第72回入学式に出席しました

 桜がほぼ満開となり、ミツバツツジも咲き始めた4月5日、「蘇南高等学校 令和6年度入学式」が挙行され、同窓会代表として住谷副会長共々出席しましたので会員の皆様にご報告申し上げます。
 保護者、来賓が見守る中、式典は厳か、かつ暖かい雰囲気に包まれて進行しました。校長先生から24人の新入生に対して入学の許可が宣言された後、新入生代表による「宣誓文」の朗読、生徒一人一人の宣誓書への署名と続きました。
 この「宣誓」は昭和55年の入学式から取り入れられたもので、勉学に励むことなどを列席者の前で誓う、という蘇南高校の伝統の一つともなっている大切な儀式です。
 校長先生からは、小林虎三郎さんの「米100俵」の精神、蘇南高校の開拓者精神に触れた式辞がありました。
 72回生の可愛い後輩たちが大きく成長して巣立って行かれるのが楽しみです。
 私からの祝辞は下記をご覧ください。
 また、写真は生徒さんたちが宣誓書に署名する様子です。

同窓会長  古根 一

祝 辞

ただ今ご紹介にあずかりました蘇南高等学校同窓会 蘇友会会長 13回生の古根一でございます。
令和6年度新入生の皆さん、本日はご入学、まことにおめでとうございます。
また、今日という日まで、お子様を大切に育ててこられました保護者の皆様にも心よりお祝いを申し上げます。
さて、24人の新入生の皆さんは希望に胸を膨らませて、この天白台に凛として建つ蘇南高校に入学されたと思います。
とは言え、今までとは大きく環境が変化したことにより不安に思ったり行き詰ってしまうこともあるでしょう。でもそんなときは先生方や先輩の皆さんが必ず支えてくれます。私たち同窓会会員も心から応援させていただきます。

これから送る高校生活は大人への入り口ともいえる大切なステージなのです。学校行事や部活動、地域の人達とのふれあいなどを通して経験する多くの出会いを大切にし、自分の人生の糧とし大きく成長していただきたいと思います。

蘇南高校は70年前、当時の村人たちと大先輩たちが開拓者の心を抱いて汗まみれになりながら創り上げました。本校で学ぶことに誇りをもち、「ここの生徒であって良かった。」との思いを胸に、3年後巣立っていかれる皆さんの姿を想像しながら同窓会からのお祝いの言葉といたします。
本日は本当におめでとうございます。

令和6年4月5日
蘇南高等学校同窓会(蘇友会)会長  古根 一